Archive for the ‘事務局案内’ Category

インドネシア・スラウェシ島被災地支援報告

月曜日, 5月 27th, 2019

天理教インドネシア出張所長 上須元喜

 2018年9月28日、午後六時二分、インドネシア・スラウェシ島にてM7.5の地震が発生。人口33万人の州都パル市はこの地震によって建物倒壊などの被害を受けました。さらに、その30分後、最大3メートルもの津波が押し寄せ海岸沿いはほぼ全て破壊されました。また、地震・津波の被害を受けただけでなく『液状化現象』でも大打撃を受けました。世界的にも非常に稀な災害で、現代の科学力でもその災害構造は解明することができないそうです。

この震災被災者に対し、当初は、たすけあいネットから拠出された義援金を天理インドネシア福祉財団を通して現地新聞社か赤十字へ委託する予定でした。しかし、委託するにしても、出張所長として被災地を訪問したことがないのはよくないのではないかと思い、単独でパル市を視察することにしました。一日という限られた時間でしたがパル市の被害規模の確認、また数名の現地の方とも知り合うことができました。しかし、震災から時間が経ち過ぎていたことやその他の事情により義援金の委託がすべての機関で終結してしまっていることが分かり、直接被災地で支援先を見つけ出さなければならなくなったのです。インターネットで支援先を調べましたが、信頼できる機関を探すのは難しく、最終的に視察時に知り合った方に連絡を取ることにしました。その方は、パル市で私が初めて話した方で、連絡を取ると私たちの思いを理解し協力してくれることになりました。さらに『バラロア地区住宅液状化被災者団体』を紹介して下さり、様々な根回しをしてくれることになったのです。後でわかったのですが、その方は現地の名士でかなりの人脈をもっていた方でした。刑務所から数百人が脱獄した事件による治安悪化や様々な風評が飛び交うパルの街で、そのような方とつながれたのは一番の御守護だったのかもしれません。団体と連絡を取り合い、偽りのない互いにたすけ合う団体であることが分かりましたので、天理インドネシア福祉財団は、たすけあいネットの義援金をもとに液状化被害を受けたバラロア地区を支援すべく準備を進めました。

液状化現象による被害と聞くと、地震が起きた際にアスファルトの中の水が亀裂から吹き出すという東日本大震災時の現象を思い出されるかもしれません。しかし、バラロア地区の液状化被害はそれとは次元が全く異なるものでした。この地区は、海岸から5キロほどの場所で津波の被害は全く受けていません。しかし、地震が起きた数秒後に地中の水が上昇し地表が泥と化し、地面がミキサーのようにかき回され、たくさんの家や人を全て飲み込みました。そして、その「陸の津波」は300メートルほどずれて移動し5メートル程盛り上がってやがて固まったそうです。その液状化は数カ所の地域で発生し、バラロア地区ではそれによって約500人が犠牲となり、地域全体の8割を超える建物が全壊しました。

支援先となったバラロア地区を実際に訪れてみてただただ言葉を失いました。その理解不能な自然の脅威に恐怖を感じました。政府もこのような場所には全く手をつけられず、支援を後回しにしている状態でした。政府や外部からの支援を待つだけでは何も始まらないという思いから、被災住民が自分たちの未来や権利を守るために立ち上げたのがこの団体でした。そこでは被災者が点在した避難テントでの仮住まいを余儀なくされていました。

2月13日から14日にかけて、被災者団体の代表者と面談し、支援物資の内容とその準備方法の相談を進めるべく再度現地に赴きました。同団体の代表はまず謝辞を述べられ「パルは中央政府からの支援がすでに終了しており、忘れ去れてしまった。被災者は毎日の生活こそが大変なので、支援は全世帯に配れるもの。それはどんな小さなものでも構わない」という要望を話されました。この代表本人も住居は液状化現象によって流され、孫や親戚など20名ほども亡くされていました。しかし、そのような状況下であるにもかかわらず同団体のために尽力されていました。相談を進める中で具体的な支援物資は、バケツ、水桶、米、油、コーヒー、紅茶、砂糖となり、1,240の全世帯に支給することになりました。食料などは市場などで仕入れることができましたが、1,000以上のバケツについてはパル市に在庫がなく、ジャワ島から2週間かけて運び込まれることになりました。(これらは、セレモニーの前日に到着しました。)また、丸一日かけて被害者団体の人たちが協力してバケツに食料を入れる作業にあたって下さいました。

3月2日から3日にかけて、天理インドネシア福祉財団トフィック理事長及びその家族、そしてインドネシア出張所長夫妻として私と妻の計5名は、現地視察及びセレモニーに出席するため州都パル市に入りました。2日、午後二時、大勢の人で埋め尽くされた被災者団体事務局テントへ到着。私たちを大いに歓迎してくれました。セレモニーで被災者団体代表は、天理財団の支援に対して感謝の意を述べられました。一方、天理財団理事長は、被災され家族を失った方々へ哀悼の意を表すとともに「大切なのは人のつながり、人類は兄弟としてたすけあっていくことが大切である」と述べました。ほんの小さな人と人とのつながりからこのような直接支援へと至ることができたことに大きな御守護を感じた瞬間でした。その後、名前を呼ばれた被災者は順に前に出て物資を手にしていました。ごった返す事務局内ではありましたが、陽気な雰囲気の中、配給作業は進められていきました。

この度の支援は、諸事情により地震発生直後の緊急支援という形をとることはできませんでした。もちろん、迅速な支援は大事です。しかし、数ヶ月と時間が経ったあとでも出来る支援もあるのだと勉強させていただきました。また、ジャカルタから2,000キロ離れた地域であるにもかかわらず、現地との連絡は円滑に進み、支援物資も全て整いました。たすけあいネット義援金を形にして直接届けられたことが嬉しく、親神様の御守護を感じずにはいられませんでした。世帯ごとに支給された物資は微々たるものでしたが、被災者の方々の笑顔が一番の喜びとなりました。

 

 

2019年国際支援たすけあいマーケット開催告知

月曜日, 2月 18th, 2019

毎年恒例となっております、
天理教海外部国際たすけあいネット主催の国際支援を目的とした
チャリティーマーケットを開催させていただきます。

月日:2019年4月7日(日曜日)
時間:11:00~14:00
場所:天理教海外部

本年は通常の屋台に加え、チャリティー屋台として
ネパールカレー、豚そぼろ丼も用意しております。

バザーコーナー用物品募集!
バザーにて販売する品物を募集しております。
募集期間:2017 年2 月~3 月末

受け入れ物品
日用品/ベビー用品/文房具/ 3 段ボックス/衣装ケース/運動系部活動用品(新品もしくは新品同様のもの)

取り扱わないもの
家具/電化製品/衣料品/古本/骨董品(置物)/ゴルフ等スポーツ用品(部活動用品以外)布団/記念品/
1kg 以上の陶器・ガラス製品/その他処分に費用のかかるもの

※物品を提供してくださる方は事前に下記にご連絡ください

お問い合わせ先: 0743-63-2431 国際たすけあいネット事務局

国際支援たすけあいマーケット開催

水曜日, 6月 14th, 2017

4月9日、「国際支援たすけあいマーケット」が開催され、多くの方に来場頂きました。
1997年以降、「国際支援バザー」として毎年行われたきた恒例行事でしたが、昨年の見直し期間を経てあらたに「国際支援たすけあいマーケット」としてリニューアルされました。

当日はあいにくの空模様。それにも関わらず、532人もの方にご来場いただき、大盛況のうちに終了しました。
マーケット収益は476,458円でした。ご協力頂いた教内外の皆さま、ご来場頂いた全ての方々にお礼を申し上げます。どうもありがとうございました。

ネパールで現地教友による「おたすけ隊推進委員会」発足

月曜日, 5月 25th, 2015

ネパールで発生した大地震に関して、カトマンズにあるネパール連絡所では、現地の教友から成る「おたすけ隊推進委員会」が発足。地震発生以来、米や豆、防水シートなどの物資を調達し、同連絡所近辺をはじめ、支援の行き届かない農村へ届けるなど、救援活動を行っている。この活動を支援するため「たすけあいネット基金」より、義援金を拠出する予定。

たすけあいネット基金よりAMDAへ義援金

月曜日, 5月 25th, 2015

4月25日にネパールで発生した大地震に関して、たすけあいネット基金から岡山県に本部を置く特定非営利活動法人AMDAに5月7日、永尾比奈夫代表と尾上貴行事務局長が本部に出向き、義援金300万円を寄託した。

たすけあいネットでは、世界各地で相次ぐ自然災害へたすけの手を差し伸べる上から、「たすけあいネット基金」を設置。基金への募金を常時呼びかけ、寄せられた真実を災害被災者の緊急支援や復興支援、さらには逆境にある人々の自立支援に充てている。今回のネパール大地震へも同基金の中からネパール連絡所へ も義援金を拠出する予定。

第十九回国際支援バザー開催

月曜日, 5月 25th, 2015

去る4月12日、毎年恒例の国際支援バザーを天理教海外部で開催しました。

当日は青く澄み渡った空の下、1,056名もの方に来場いただきました。収益金は計886,922円で、この収益金はたすけあいネット基金に加えられ、今後の緊急支援などに宛てられます。

今回のバザーを通して国際支援にご協力いただいた皆様に、心より御礼申し上げます。

第18回国際支援バザー開催のお知らせ

月曜日, 3月 3rd, 2014

当たすけあいネットでは、「ものを大切に」との思いから、本年も下記の通りバザーを開催致します。

日時  2014年4月13日(日) 午前11時-午後2時
場所 天理教海外部 本館敷地内(天理市役所東側)

今回も多くの方々に喜んで頂けるよう、様々な品物と国際色豊かな食べ物を用意する予定です。国際支援には様々な形がありますが、このバザーがまずは身近なところからアクションを起こして頂く一助となることを切に願っております。お誘い合わせの上、皆様揃ってお越し下さい。

尚、このバザーの収益金は、たすけあいネット基金として、世界で起こる自然災害や人道危機に対し、緊急・復興支援のために使われます。

バザー物品提供のお願い

現在、バザーへの物品を受け付けております。受付は3月末日までです。皆様のご協力をお願い致します。尚、コンピュータや周辺機器、古着、古い食器など、提供をご遠慮頂いている物品もございますので、予めご了承下さい。

バザー開催、物品提供の詳細に関しましては、たすけあいネット事務局までお問い合わせ下さい。

電 話:0743-63-2431 もしくは 内線5361
FAX:0743-62-0227
メール:tnet@tenrikyo.or.jp

ご連絡

火曜日, 3月 27th, 2012

長い間更新が滞っております。それぞれ活動は行っているのですが、ネットの更新が間に合っておりません。そうこうしている間に一年が経とうとしています。また、ご連絡させて頂けるとは思いますが、もうしばらくお待ちください(平謝)。

東北関東大震災で被災された方々に、お見舞い申し上げます。

木曜日, 3月 17th, 2011

東北関東大震災で被災された方々に、お見舞い申し上げます。

天理教教会本部でも、この度の災害救援にあたり災害救援対策本部が設置されました。また、天理教道友社を窓口として、募金も行われています。詳しくは、下記リンクをご確認ください。

災害救援対策本部を設置

http://www.tenrikyo.or.jp/jpn/?p=3134

これに伴いまして、海外部内に設置されております天理教たすけあいネットの募金箱も、東北関東大震災の救援募金をつのるものとなりました。国際救援に対する募金は、直接たすけあいネット事務局までお持ちください。